自己紹介

このブログでは、僕が描いた神話や伝説などに関する絵や、その絵の解説を載せています。
(イラスト、記事の執筆:マゴラカ、ワンタ) ※2024年度より、月・水・金曜日の21時に更新していきます。

2017年2月28日火曜日

「モラーグ」と「リリュイ」



モラーグ

スコットランドのモラー湖に棲息する怪物。
名前は「湖の精霊」という意味。
1969年、船に体当たりしてきたモラーグと、
二人の男性が格闘したという。

出典:
ファンタジィ事典mini




リリュイ

ジプシーに伝わる病気の女悪魔。
頭の横から9本の糸が垂れていて、
触れた者に病気を感染させる。

出典:
神様コレクション

2017年2月27日月曜日

「ハナススリハナアルキ」と「龍」



ハナススリハナアルキ

南太平洋にあるハイアイアイ群島に棲息する、
鼻行類(びこうるい)という怪動物の一種。
小川の岸辺に棲息する。
鼻から鼻汁のようなものを垂らし、
それを釣糸代わりにして小魚を捕獲して食べる。

出典:
Wikipedia
フランボワイヤン・ワールド




龍(リュウ)<竜>

中国に伝わる神獣。水中や地中に棲み、
鳴き声によって雷雲や嵐を呼び、
竜巻となって天に昇り、自在に飛翔する。
皇帝のシンボルとして扱われた。

出典:
Wikipedia

2017年2月26日日曜日

「ブロスニー」と「ラリラリ」



ブロスニー<ブロスノ・ドラゴン、ブロスニャ>

ロシアのブロスノー湖に棲息する怪物。
体長は約5メートルで、体が虹色に輝く。

出典:
UMAファン~未確認動物




ラリラリ<ラリーラリ>

ボリビアに伝わる魔物。夜行性で、
鳴き声を聞いた者に、強烈な眠気をもたらす。
寝てしまった者の体内に入り込んで魂を盗む。
魂を盗まれてしまうと、病気になって死んでしまう。

出典:
世界の「神獣・モンスター」がよくわかる本(PHP研究所)

2017年2月25日土曜日

「スカイフィッシュ」と「ラヴェンナ・モンスター」



スカイフィッシュ<フライング・ロッド、ロッド>

世界各地で目撃される怪生物。
長さ数センチのものから、
約30メートル程のものもある。
空中を時速280キロ以上で移動する。

出典:
Wikipedia




ラヴェンナ・モンスター

イタリアで目撃された怪物。
中世以来、イタリアやフランスやドイツの
様々な作家が取り上げてきた。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)

2017年2月24日金曜日

「メラロ」と「ラマッス」



メラロ

ジプシーに伝わる病気の悪魔。
人間に強姦と殺人の欲求を起こさせる。

出典:
神様コレクション




ラマッス

メソポタミア神話に登場する精霊。
善の精霊で、幸運を司る。門の守護神でもある。

出典:
神様コレクション
幻想動物の事典

2017年2月23日木曜日

「ドーバーデーモン」と「ヨルムンガンド」



ドーバーデーモン

アメリカ合衆国のマサチューセッツ州
ドーバーで目撃された怪生物。
1977年4月に目撃が集中している。
全長は約1.2mで、体毛がなく、
ぬめりがあった。

出典:
Wikipedia




ヨルムンガンド<ミドガルズオルム>

北欧神話に登場する毒蛇。
ロキと女巨人アングルボザとの間に
産まれた3匹の魔物の一体。
海の底にいて、人間世界を取り巻き、
自分の尾をくわえているという巨大さ。
世界の終末ラグナロクでは、
雷神トールと相討ちで終わる。

出典:
Wikipedia

2017年2月22日水曜日

「タギュア・タギュア・ラグーン」と「ユニコーン」



タギュア・タギュア・ラグーン

1784年、
チリのサンディアゴの農家に現れた怪物。
この土地の全ての動物を食べ尽くした。
100人の男が鉄砲を持って待ち伏せし、
なんとかこの怪物を生け捕った。

出典
UMAファン~未確認動物




ユニコーン

ヨーロッパに伝わる怪物。
一本角には万病を治す力がある。
古代の信仰では、月の象徴であり、
太陽の象徴である獅子と常に戦っている。

出典:
幻想世界 幻獣事典(笠倉出版社)

2017年2月21日火曜日

「タッツェルヴルム」と「山地乳」



タッツェルヴルム

アルプス山脈に棲む怪物。
標高500mから2000mの山地にいて、
洞窟の中に棲息している。
春から夏にかけて、よく目撃される。
猛毒を持っている。

出典:
Wikipedia




山地乳(ヤマチチ)

日本に伝わる妖怪。
寝ている人間の寝息を吸い取り、
その様子をほかの誰かに見られていれば、
寝息を吸い取られた者の寿命は延びるが、
誰にも見られていなければ、
その者は翌日には死んでしまう。

出典:
Wikipedia

2017年2月20日月曜日

「グリフォン」と「モンク・フィッシュ」



グリフォン<グリフィン、グライフ、グリュプス>

コーカサス山中や、
エチオピアやインドやパキスタンに棲む怪物。
ゼウスやアポロンなどの神々の車を引いたり、
黄金やディオニュソスの酒甕を守る役目を持つ。

出典:
Wikipedia




モンク・フィッシュ<海の修道士>

デンマークやノルウェーやポーランド北部の海で、
1200年から1600年のあいだに目撃された怪生物。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)

2017年2月19日日曜日

「メンヒスカルブ」と「モケーレ・ムベンベ」



メンヒスカルブ<ミュンヒカルブ、修道士仔牛、坊主仔牛>

1522年に、ドイツのフライブルクで産まれた怪物。
実はこの怪物は、修道士を風刺したものとされる。

出典:
図説 幻獣辞典(幻冬舎コミックス)




モケーレ・ムベンベ

アフリカ中央部の熱帯雨林の沼や湖に棲む怪物。
名前は「川の流れを塞き止める者」や「半神半獣」
などの意味がある。

出典:
Wikipedia

2017年2月18日土曜日

「ジャージー・デビル」と「メリュジーヌ」



ジャージー・デビル

アメリカに伝わる怪物。1735年、
リーズ家の母親が13人目の子供を出産するとき、
大変な難産だったため、「こんなに苦しませる子なら、
悪魔が生まれてくればいい」と言ったところ、
ようやく産まれてきた13番目の子供が突如、
怪物に変身し、天井を突き破って飛び去った。

出典:
Wikipedia




メリュジーヌ<メリュジーナ>

フランスに伝わる妖精。
人間のブルターニュ伯の元に美女の姿で現れ、
求婚し、妻となり、子供をもうけたが、
子供の気性が荒いのはメリュジーヌのせいだと、
ブルターニュ伯が罵倒したため、竜の姿になり、
教会の塔を打ち砕いて姿を消した。

出典:
よくわかる「世界のドラゴン」事典(廣済堂出版)

2017年2月17日金曜日

「ムシュフシュ」と「ムシュマッヘ」



ムシュフシュ<シルシュ>

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した11体の怪物の一体。
ティアマトが倒されると、ティアマトを倒した
マルドゥクに仕え、彼の乗獣になった。

出典:
Wikipedia




ムシュマッヘ<ムシュマッヘー>

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した11体の怪物の一体。
鋭い牙と残忍な性格を持ち、
血液の代わりに、毒液が体内を流れている。

出典:
よくわかる「世界のドラゴン」事典(廣済堂出版)

2017年2月16日木曜日

「ビショップ・フィッシュ」と「ミルメコレオ」



ビショップ・フィッシュ<シービショップ、海の司教>

ノルウェーやドイツ、ポーランドの海に棲む怪物。
1531年に捕獲され、司教の元へ連れて来られたが、
胸ヒレで合図して逃がして欲しい、と訴えた。
司教が海へ逃がしてやると、十字を切って礼をした。

出典:
Wikipedia




ミルメコレオ<ミュルメコレオ、ミュルメコレオン、アントライオン>

ヨーロッパに伝わる怪物。
ライオンの父とアリの母を持つ。
ライオンの性質のため肉食だが、
肉を食べても、アリは植物食のため、
(当時、アリは草食と考えられていた)
消化しきれずに栄養が取れなくて、
すぐに飢えて死んでしまう。

出典:
Wikipedia

2017年2月15日水曜日

「マフート」と「マンティコア」



マフート

エジプトやメソポタミアに棲む怪物。首を伸ばすと、
体長の3倍ほどあり、その状態でガゼルを襲う。
古代エジプトの化粧石板などに姿が彫られている。

出典:
幻想動物の事典
図説 幻獣辞典(幻冬舎コミックス)




マンティコア<マンティコラス>

インド、マレーシア、インドネシアの森林に棲む怪物。
大きさはライオンぐらい。
走るのが非常に速く、人間を好んで食べる。
恐るべき速さで人間に襲いかかって食い殺すため、
キリスト教では悪魔とされた。

出典:
Wikipedia

2017年2月14日火曜日

「バシュム」と「ボナコン」



バシュム<バシュムー>

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した11体の怪物の一体。
人間やロバを貪り食った。戦神ティシュパクに倒された。

出典:
幻想動物の事典
Wikipedia




ボナコン<ボナチュス、ボナスス>

マケドニアに棲む怪生物。
追いかけられると、身を守るために大量の脱糞をする。
糞の悪臭は凄まじく、触れるものをことごとく焼き焦がし、
木や草や人間も焼き殺してしまう。

出典:
Wikipedia

2017年2月13日月曜日

「ギルタブリル」と「ベヒモス」



ギルタブリル<ギルタブルウル、ギルタブルル>

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した11体の怪物の一体。
天界と冥界に通じる、マーシュ山の番人でもある。

出典:
Wikipedia




ベヒモス<ベヒーモス、ベヘモト、ビヒモス、ベエマス>

旧約聖書に登場する怪物。
神が天地創造の5日目に作り出した。
上半身には砂漠が広がっている。
性格は温厚で、全ての獣はベヒモスを慕った。

出典:
Wikipedia

2017年2月12日日曜日

「クサリク」と「フェニックス」



クサリク<グドアリム、アリム、グドゥムアンナ>

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した11体の怪物の一体。
守護霊でもある、聖なる牛。

出典:
Wikipedia
幻想動物の事典




フェニックス<フェニクス、ポイニクス>

アラビアやエジプトに棲む、聖なる鳥。
500年経つと、自分で積み上げた香料を薪として、
炎の中で死ぬが、その炎の中から再び生まれてきて、
生まれ変わる前の自分の遺骨をエジプトに運んで埋葬する。

出典:
Wikipedia

2017年2月11日土曜日

「クリール」と「ヒッポグリフ」



クリール

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した11体の怪物の一体。
雄の人魚である。

出典:
Wikipedia




ヒッポグリフ<ヒポグリフ、ヒッポグリフォ>

ヨーロッパに伝わる幻獣。
翼で大空を駆け、馬肉や人肉を好んで食べる。
性格は、非常に誇り高いが、グリフォンより
性格が荒くないため、乗ることも可能である。

出典:
Wikipedia

2017年2月10日金曜日

「バプステーゼル」と「ビコルン」



バプステーゼル<教皇ロバ>

1496年の洪水のとき、
ローマを流れるテヴェレ川で、
死体が発見された怪物。
実はこの怪物は、
ローマ法王を風刺したものとされる。

出典:
図説 幻獣辞典(幻冬舎コミックス)




ビコルン

中世ヨーロッパの悪魔学に登場する悪魔。
人間の夫の肉を食らい、肥え太る牝の獣。

出典:
「天使」と「悪魔」がよくわかる本(PHP研究所)

2017年2月9日木曜日

「バジリスク」と「ウシュムガル」



バジリスク<バジリコック、バシリコック、バシリスク>

リビアや中東に棲む怪物。
非常に強力な毒を持ち、毒の息で石が砕けたり、
バジリスクの姿を見ただけで相手は死んでしまう。
また、毒のせいでバジリスクが棲み着いたところは、
砂漠になってしまう。

出典:
Wikipedia




ウシュムガル

メソポタミア神話に登場する怪物。
女神ティアマトが生み出した11体の怪物の一体。
凶暴な竜である。

出典:
Wikipedia

2017年2月8日水曜日

「野槌」と「パピルサグ」



野槌(ノヅチ)<野津霊>

日本に伝わる妖怪。
深山に棲み、ウサギやリスやシカ、
時には人間を食う。
草や木、野の精霊や神でもある。

出典:
Wikipedia




パピルサグ<パビルサグ>

メソポタミア神話に登場する神。
最高神エンリルの子。
メソポタミアの星座の一つでもあり、
後に射手座の元になったり、
ケンタウロスの原型になったりした。

出典:
Wikipedia

2017年2月7日火曜日

「ア・バオ・ア・クゥー」と「ネヘブカウ」



ア・バオ・ア・クゥー

インドか中国にある「勝利の塔」に棲む幻獣。
桃の皮のような手触りの皮膚を持ち、
身体全体でモノを見ることができる。
普段は塔の下で寝ているが、塔を登る者が現れると、
その者についていき、もし頂上に到達すれば、
ア・バオ・ア・クゥーは完全な姿を獲得できる。

出典:
図説 幻獣辞典(幻冬舎コミックス)




ネヘブカウ<ネヘベカウ>

エジプト神話に登場する神。
自分の毒で、蛇や蠍に刺された人間の傷を治した。
冥界の門番で、太陽神ラーの召し使いでもある。

出典:
世界の怪物・神獣事典(原書房)
幻想動物の事典

2017年2月6日月曜日

「濡女」と「キャディ」



濡女(ヌレオンナ)<ヌレヨメジョ>

日本に伝わる妖怪。
海や川に棲息しており、人間を襲って食べる。
濡女の尾は327m先まで届くので、
見つかったら決して逃げ切ることはできない。

出典:
Wikipedia




キャディ<キャドボロサウルス、ヒアチュカルック>

北太平洋に棲息する怪物。
カナダのバンクーバー島の沖合で、よく目撃される。
幼い時は40cm、成体になると9~15mになる。
性格は臆病で、時速40kmで逃げる。

出典:
Wikipedia

2017年2月5日日曜日

「ニーズヘッグ」と「ニュズ」



ニーズヘッグ<ニーズホッグ/ニドヘグ>

北欧神話に登場する怪蛇。
氷の国ニヴルヘイムにあるフヴェルゲルミルの泉に、
多くの蛇とともに住んでいる。
世界樹ユグドラシルの三つ目の根をかじっている。
また、死者たちの血もすすっている。

出典:
Wikipedia




ニュズ

ジンバブエに伝わる水の妖精。
愛らしい女の姿で、若い男を誘惑し、死に至らしめる。
しかし最近は、人間の立てる騒音に耐えられず、
人家の近くから姿を消した。

出典:
幻想世界神話辞典

2017年2月4日土曜日

「ナイト・クローラー」と「神社姫」



ナイト・クローラー

アメリカ・カリフォルニア州
ヨセミテ国立公園で目撃された怪生物。
この地の原住民に、精霊や守り神として崇められた。
夜のみ活動し、森に住む。

出典:
ムーPLUS




神社姫(ジンジャヒメ)

備前国に伝わる妖怪。
1819年4月18日、とある浜辺に現れた。
龍宮の使者で、「これから七年は豊作だが、
その後コレラが流行る」と言った。

出典:
Wikipedia